とりあえずわっしょい

継続は力なり、日々感じたこと、思ったことを書いていきます。アニメとお酒とももクロが好きです。

やりたいこと、ありたい姿を見つけるための2つの考え

最近良く社内外問わずですが、「私にはやりたいことがないのですがどうしたらいいですか?」という質問をもらいます。


私には今、漠然と「人が成長するキッカケを創り続けれる人でありたい、人に教えること、人の夢を一緒に見つけること、人の決断を支援する仕事がしたい」という、
やりたいこと、というよりは、ありたい自分の方が強いですが、持つことが出来ました。

私がこの「やりたいこと、ありたい姿」を見つけたのは、社会人2年目が半分過ぎた時でした。就職活動時はとにかく「成長できそうなところで働こう」というだけの考えでした。

この漠然としたありたい姿を見つけただけでも、日々の仕事に対するモチベーションは大きく変わったと思いますし、自分がどうしていけばいいのか、ということを考える時の判断軸も手に入れることができたので、自身の行動を選択することに納得を持てるようになりました。

まだまだ、物凄く抽象的な「やりいたこと、ありたい姿」ではありますが、これを見つけることが出来たのは大きく2つ要因があると思っているので、書いてみようと思います。

①目の前のことを全力でやる

勉強や部活、仕事でも何でもいいと思うのですが、「やりたこと、ありたい姿」がないからこそ、目の前の求められることを全力でやるべきだと感じました。
自身は最初の会社に入ったとき、やりたいことやありたい姿はない状態で、とにかく組織から求められることをガムシャラにこなしていました。
とにかくガムシャラにです。
ガムラシャラやった結果、2つのことを手に入れることが出来ました。

1つ目は、「仕事をこなすスキル」です。スキルがつくと、以前よりも仕事が出来るようになるので、「楽しい」という感覚が芽生えてきます。
勉強や部活と一緒だと思っていて、出来るようになると楽しくなるからのめりこむ、という状態です。
やっぱり「出来ない」というのは面白くないので、出来るようになるまでやり続け、以前よりも出来た→楽しい、という感覚を意識的に作りにいくのは大事だと思います。

2つ目は「挑戦機会」です。
出来るようになってくると、周りからの評価が変わり、「これもやってみないか」という声をかけてもらえます。期待です。
この機会は非常に大事だと思っていて、経験しないと、それがどういった内容のことなのか、それをやったら自分はどういう感情を抱くのか、
というのはわからないと思います。この「機会」が手に入ることで、経験することのお幅が増え、経験数が増えることで、
「自分はこれをやったらどういう感情になるのか」がわかり、自己認識が深まります。自己認識が深まってくると、
「自分が何をしたいと自分は思っているのか」、ということが少しずつわかってきます。モザイクが徐々に取れていくイメージです。


②色々な人とコミュニケーションを取る

これをすることで、自分の知識が増えるというか「あ、そんな選択肢もあるんだ」というのを増やすことが出来ます。
自分のやりたいこと、ありたい姿を見つけるための「資源」を手に入れる、という感覚です。
他人の「やりたいこと、ありたい姿」や、既に叶えている「やっていること、今の自分」という話を聞くことで、

・あ、そんな感えがあるんだ
・そんな仕事があるんだ
・そんなことが出来るんだ
を手に入れることができます。

こういった気付きは、1人では中々手に入れられません。
同じ人ばかりでなく、色々な方とコミュニケーションを取ることがコツです。

なので自分は、就職活動で弊社に面接を受けに来てくれた人には必ず
「業界などを絞らず、可能な限りいろいろなところを見てください」
「色々な人と喋って、色々な価値観を取り入れることを就職活動の1つの目的にしてください」
とは伝えるようにしています。

以上2つです。
自分は、「やりたいこと、ありたい姿をを見つける」ということを意図してこの2つを行っていたわけではないのですが、振り返ってみるとこの2つだなと思います。


また、ここまで書いてですが、私は別に「やりたいこと、ありたい姿」が無いことを悪いことだとは思っていないです。
「やりたいこと、ありたい姿」がないことを言い訳に、仕事で手を抜いたり、お客様へのサービス提供を怠ることが悪いことだと思っています。

そしてもし、「やりたいこと、ありたい姿」が無いことを、自身の課題として感じているようであれば、見つける努力をすべきだと思います。
自分で何かしらの見つける動きを取らない限り、見つかりはしないです。

なので、私の上記の2つの内容が、誰かの「やりたいこと、ありたい姿」を見つけるキッカケになれば嬉しいなと思います。