とりあえずわっしょい

継続は力なり、日々感じたこと、思ったことを書いていきます。アニメとお酒とももクロが好きです。

カタンが教えてくれた~勝ちに必要な2つのこと

先日、初めて「カタン」というボードゲームを友人とやりました。

 

カタン スタンダード版

カタン スタンダード版

 

 

カタンについては、こちらのサイトがわかりやすくまとまっているのでご覧下さい。

ゲームの説明を一言ですると、自身で選択した領地から素材を集め、都市を発展させたりして、ポイントを稼ぐゲームです。
10点取ったら勝ちです。


初めてやったのですが、勝つことが出来ました。
カタンをやって、自分の中で「勝利を得るために必要なこと」が2点あるなと、学びに繋がったので書いておきます。


①強者に勝つためには「弱く見せて油断を誘うこと」

②勝つためには状況を理解して「思考し、その戦略を信じ、強く早く実行すること」


①強者に勝つためには「弱く見せて油断を誘うこと」
今回、4人でやったのですが、2人は経験者、1人は未経験、そして未経験者の自分、でした。
全員負けず嫌いです。笑

自分は物分りはあまり良くなく、もう1人の未経験者の方が、ルールを素早く理解していきました。


ゲーム中には「その行動、今の状態じゃ出来ないから!ルール理解して!」とめっちゃ指摘をもらっていました。

また、何をするにしても制限時間ギリギリまで時間をかけてアクションを選択していたので、「まだまだ頭が付いてきてないな」と思われていたみたいです。
カタンは「10点先取」というルールなので、対戦プレイヤーの得点を気にしながら進めます。

自分以外の3人は、「今皆何点?」ということを時々聞いたりしあっていたのですが、自分にだけは聞いてきませんでした。
その瞬間。恐らく「あ、自分は相手と思われていないな」と思いました。


ただ、これが中々に自身のアドバンテージに繋がりました。他のプレイヤーは「自分の点数を稼ぐ」と同時に、「相手に点数を稼がせない」という視点で
カタンのゲームを進めていたのですが、誰も自分の邪魔はしにきませんでした。邪魔する必要がない、と思ったのでしょう。
結果、プレイヤー同士の抗争にも巻き込まれず、着々と「自身が描いた勝ち方」通りに行動して、最終1位でゴールしました。


最初に油断を誘っておいて「あ、こいつはほっておいても大丈夫だな」と思わせるのは勝ちにつながります。そう思われることで、敵の視野から消えて、強者からの攻撃を受けず、競合の競争に巻き込まれないからです。

自分は元々ぼけっとしていて、周りもそれを良くしっているのもありますが、「弱く見せる」というのは相手の油断を誘えるので、勝ちに繋がる見せ方だと学べました。(本当に弱いのですが。。。)

②勝つためには状況を理解して「思考し、その戦略を信じ、強く早く実行すること」
カタンをやるとわかるのですが、勝つための方法は色々な進め方があります。
最初はルールがわからなかった、というのもあるのですが、「どうやって勝つか」を自分が理解するまで考えました。その間「考えても無駄やって、早く出せよ」と煽られていたのですが。笑
でも、その煽りには乗らず、制限時間ギリギリまで考えて勝つ方法、を自分のターン時間ギリギリまで使って考えてました。

そして、ゲームを進めていく中で、「あ、これが自分の勝ちパターンだ」というものが見えました。どのカードを集めるか、最後どうやって「10ポイント揃った!」って言うか、そのパターンが見えました。

ただ、初めてやったゲームだったので、「これで本当に勝てるのか」という確証は正直なく「負けたくない」という気持ちもあって
「本当にこの戦略で行っていいのか不安だな」と思っていました。

しかし、初めてやったゲームだからこそ、他の勝ち方も知らず、思いつきもしなかったので、「これで行こう」と決めてそのアクションを実行し続けました。


周りに邪魔されないのもあって、必要な素材が予定通りあつまり、他のプレイヤーが「後1ターンで勝つ」という状況に入る前に勝利しました。
今思うとかなりギリギリで、運もありました。ただ、最初に描いた自分の戦略を信じて、それをひたすら実行し続けたことが最大の勝因です。
あの時、どこかの1ターンで「やっぱり戦略変更しようかな」と迷って動きを止めていたら負けていたし、あと1ターンでも早く動き出しが遅かったら負けていました。

強く・早く実行することで手に入れることが出来た勝利でした。たらたら躊躇してたらしたらダメだなと。


以上、カタンをやって自分が感じたことでした。ボードゲーム1回でこの学びを得られたのは凄い。笑
カタンやらなかったらこんなこと考えなかったので、持つべきものはこういったことに誘ってくれる友達だなと気付けたのが一番の学びです。