感動は「プロセス」に存在する
この前、大学からの仲のいい友達と旅行に行ったのですが、約2ヶ月遅れの誕生日プレゼントをもらいました。そのプレンゼント自体が嬉しい、というよりは、「プレゼントの渡され方」、で感動してしてしまい、不覚にも「嬉しい」と声を張り上げてしまいました。感動は「結果」ではなく「プロセス」から創られる、ということを実感したので忘れないように書きます。
ちなみに貰ったものが何かというと「自分の顔写真を、別の人の小さい顔写真で構成したパズル」です。笑
結婚式とかであるやつですね。
元々その「パズル」をもらえるということはずっと前から宣言されていたのですが、旅行が始まってすぐに、「時間が無くて作成が間に合わなかったからもう作っていない」と言われ、別のプレゼントを貰いました。それがプレゼントをくれた友達の顔写真キーホルダー、「どこつけるねん」と言ったのですが、渡した本人は満足そう。この時点で自分は、「ここでこのプレゼントは終わり」と思っていました。
ところがどっこい、その日の旅行1日目が終わり、友達が取ってくれていた旅館に行って、部屋に入ると、部屋の右側に「自分の顔写真のパズル」があって…
「え、なにれこ?」と思っていたら「サプライズ成功!」と言われました。
そも友達はわざわざ関西からきてくれていたのですが、どうやらこの一瞬のサプライズのために、待ち合わせの1日前から横浜に来て、旅館の方に交渉してパズルを部屋に飾ってくれていたみたいです。そして宿泊当日に部屋に来たら「本来無いものが飾られている」という状態。
この時、色々な感情が出てきたのですが、貰ったプレゼントが嬉しいというよりも(実際、自分のデカイ顔写真なのでそこまで嬉しくないw)ここまでして自分を喜ばせようとしてくれた数々の行動(ここまでにも色々な布石、細かい友達同士の連携がありました)に柄にもなく「グッ!」ときてしまいました。
・自分のためにここまで労力をかけてくれている
・自分のことを考えて、喜ばせようと準備してくれている
この「~~してくれている」ということを相手に思わず感じさせることが「感動」なのだと思いました。僕の場合はその友達のことがより好きになりました。
こうやって考えてみると、そういった「感動」は色々なところにあるなと。
例えば、某コーヒー店での接客。
コーヒーを受け取るとき、気持ち良い笑顔でコーヒーを渡してくれる。
これは「コーヒー」という商品に感動しているのではなく、「コーヒーを笑顔で渡してくれる」というコーヒーを貰うまでのプロセスに感動しています。コーヒーの味は関係なく、コーヒーの渡され方に心が動いているなと思いました。
「結果」も勿論大事ですが「プロセス」がなぜ大事なのか、それは相手に自分のことを好きになってもらうためのポイントは「プロセス」にあるからだと実感した最近の出来事でした。
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