とりあえずわっしょい

継続は力なり、日々感じたこと、思ったことを書いていきます。アニメとお酒とももクロが好きです。

自分の特性を知っている強さ

 

最近、学生の方や自分の後輩にあたるメンバーと面談する機会が多いのですが、彼ら、彼女らの話を聞いていて「自分が頑張る(パフォーマンスを最大化する)ために、どういう言葉を周りにかけてもらったらより頑張れるのか」を自分で説明出来る力って大事だな、と思わされます。
自分の周りでは、こういう人って「成果」をしっかりあげているなと。

 

色んな本を読んだり、色んな人の話を聞いていると

・危機感、不安がモチベーションをあげる

と書かれている一方で

 

・期待や褒め言葉がモチベーションをあげる

というような書かれ方をしているものもあると思います。

 

恐らく、この手法は両方正解だと思うんです。

自分も部活でテニスをしていた時は

「この試合、取ったら県大会だ!お前らなら絶対勝てる、だから全力で練習をやりきれ!」と言われてめちゃくちゃモチベーションがあがって、いつもよりも練習量を増やしていました。

 

一方で、部活が終わった後の受験では「模試の成績、全然ダメですね、このままじゃ志望校どころかその下のランクの大学にもいけないよ」と言われて、必死こいて勉強量を増やして頑張った記憶があります。

 

つまり「期待」も「不安」も両方アクションに繋がる原動力になった経験があるなと…

 

一番大事なのは、

・自分はどういった時は「不安」を煽られたほうがアクションに結びついていくのか

・どういった時が「期待」を伝えられたほうがアクションに結びつくのか

・「期待」と「不安」だったら、どっちを伝えてもらったほうがアクションにつなげていくことが出来るのか

そういった自分の「特性」を言葉にして相手に伝えることが出来るかだと思います。


自分の場合、成果に繋がる「場/機会」がもうすぐ迫っている(あとちょっとの時間でやってくる)という時は、「期待」を伝えてもらったほうが成果を出すための行動を増やそうと燃えますし、そういった「場/機会」がまだ先の時は「不安」を煽られたほうが、行動に繋がるなと、捉えています。

 

これが出来る人は強い、というか周りの人から扱ってもらいやすい、というか、周りの人の力を上手く借りれる、なと思うんですよね。
仕事をするにおいては「成果」が大事なので、この通りにしたら「この人は成果が出る、やる気になって行動の量と質が上がる」ってわかってたら、その通りに接しますよね。いわゆる「マネジメトコストがかからない人」

 

もし、今就職活動をするにあたって「自己分析って何をしたらいいですか?」って質問されたら絶対上記を伝えます。「何が向いてるのか?」「自分が目指すべき職種は何か」とかはやってみないとわからないと思うのですが、「どう関わってくれたら自身のパフォーマンスが上がるか」は今までの振り返りでわかるはずだと思うので。